辰子's dialy 〜妊娠・出産・育児〜

30代後半で初妊娠・初産。末っ子夫とひとりっ子妻の共働き夫婦。マタニティライフをつづります。

妊娠前に知っておきたかったことまとめ

はじめての妊娠ですが、妊娠を望んでいた割には、妊娠中にどういう風になるのかについてはほとんど無知でした。
よく職場や世間、夫などが、妊婦に対しての理解が足りなくてつらい思いをする、、といった悩みを見聞きしたりしますが、未婚や未出産の女性も知らない度合いは同じようなもんじゃないかなあと思います。

妊娠は、わかった時点で既に妊娠がスタートしてしまってますし、それからはあれよあれよという間に妊娠初期が終わってしまってるので、色々とああしておけばよかった、あんなことしなければよかった、ということがでてきます。

私が妊娠の前に知っておけばよかったなあと思ったことまとめです。

つわりは24時間常に気持ち悪い

妊娠前は、つわりのことをまともに意識したこともなく、実際に経験したものとは大分イメージが違ってました。

【妊娠前のイメージ】

  1. 大体は普段の生活通りだが、時折激しい吐き気に襲われ、トイレにかけこんで吐いたりする
  2. ホルモンのバランスで情緒不安定気味になるので、夫とケンカしたりしてしまう
  3. すっぱいものが食べたくなる
  4. 赤ちゃんができて2人分になるので食欲が増す

【妊娠後の現実】

  1. 24時間常に気持ち悪く、気持ち悪さのピークが来た時に吐く。普段の生活がままならない。
  2. 体調の悪さから家事も全滅、常に青い顔でぐったりしているので、夫に色々やってもらわないと生活が回らない。「ホルモンバランスのせいでなんだかイライラしちゃう」みたいな繊細な感じではない。むしろイライラとかしない。ただひたすら気持ち悪い。
  3. 食べ物の嗜好は変わるが人それぞれ。私の場合は、スイカを毎日食べたり、フライドチキンが食べたくなることも。
  4. つわり時期は食欲減退でほとんど食事ができず、体重が減ることもよくある。

1についての無知が色々な準備不足につながっていたと思います。

空腹で吐き気、満腹でも吐き気、食後に横になると胃の中のものが逆流して吐き気、体を揺らす(歩いたり)と吐き気、立ってると吐き気、雨の日は吐き気、お風呂で吐き気、低気圧の時は吐き気、ゴミの匂いで吐き気、食品の匂いで吐き気、石鹸の匂いで吐き気、男の人の体臭で吐き気、女性の香水で吐き気、寝起きで吐き気、、、

なんとか出勤するも仕事もままならず、ルーチンワークはかろうじてこなせても、企画やプログラミングなど少しでも頭を使うようなことは、集中力が保てず生産性がダダ下がり。
立ち仕事が多く、様々な匂いがつきものの家事も耐えられません。

妊娠前のスケジューリングでは絶対にこなせないので、仕事や家事の段取りをあらかじめ考えておいたらよかったなあと思います。

また、つわりとの付き合い方を考えさせられる本を最近読みました。
「大丈夫やで」という本なのですが、そこに神秘的なイメージが描かれていました。
人類がいまの姿になるまで四十億年かかっている、赤ちゃんは胎内でその進化の長旅をしている、そんな壮大なことをしているんだから、つわりのようなことがあっても不思議ではないということです。(うろ覚えですが)
つわりの時期に、「お腹の中でビッグバンだー!」などと思えていたら、ちょっとつわりとの向き合い方も変わっていたかもしれません。

 

大丈夫やで 〜ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし〜

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マタニティ鍼灸、指圧もできる鍼灸院・治療院に通っておけばよかった

つわりに効く鍼やお灸、ツボなどがあるそうです。
妊娠初期には危険なツボもあるようなので、きちんとマタニティの知識・経験のあるところがいいとのこと。
妊娠後に初めて行くと刺激が強いこともあり、妊娠前から通っている方が安全だそうです。
妊活にも効果がありそうですし、自分にあった鍼灸院・治療院を探して通っておけばよかったなあと思います。

妊婦が「請求」すると残業を免除してもらえる法律がある

つわりが辛いので、もうまとめて休みたいなあと思ったのですが、私の会社では1週間以上仕事を休む場合は「医師の診断書」が必要ということでくじけていました。
妊娠は病気ではないので、診断書はなかなか出なかったりします。
「妊娠悪阻」というつわりが酷い場合の診断があるのですが、尿タンパクの数値や血圧の異常、体重の急激な低下など、医者としてもなんらかの理由付けがないとなかなか診断書は出せないようです。

私は有給休暇を週に1回くらい取ったりして、だましだまし過ごしつつ、遅れまくった仕事は残業しながらやっていました。
なんとなく、「休み」も「残業」もそういう診断書がないと免除されないと思っていたのです。

そんな感じでつわり時期を2ヶ月くらい過ごしてたのですが、「残業」については妊婦が請求すると免除される法律があることを知りました。
早速、上司に残業免除のお願いをすると、今度はあっさり受理されました。

受理された後は、皮肉なことにつわりがだんだん楽になってきたので、時期的にもっと早く請求していたらなあと思います。
残業しないとなると、仕事の配分についても上司と早めに相談しやすくなったはずなので、妊娠発覚時に知っておきたかった!と思います。

妊婦が控えたほうがいい食べ物

妊娠中は菌への抵抗力が低くなり、胎児への影響も大きいため、生もの系を控えたほうがいいことを知らず、ちょこちょこ食べてしまってました。
夏なのに生卵や刺身、チーズ、サーモンなどを結構食べていて、後から知って怖くなりました。
それこそ夏なので鰻も食べましたが、鰻はビタミンAが大量に含まれ、妊娠初期には胎児に悪影響とのことで後悔しました。

結果的に何事もなければ問題ありませんが、万が一何かあった場合、一生後悔するような気がします。

妊娠初期の流産確率は高いし対策もない

これは私はなんとなく知っていました。
流産が頻繁に起こりうることを知らなかった人で、妊娠がわかって嬉しさのあまり、すぐに周りの人に妊娠を告げた後、流産してかえって辛い思いをしたということを聞いたことがありました。

多くの流産が安定期までに起こり、母親の行動に原因があるわけではなく、胎児の染色体異常で元々生まれてこれないケースがほとんどらしいです。

これについては、私は安定期に入るまでは必要な人にだけ妊娠を伝えていました。

西松屋には赤ちゃん・子ども向けだけでなく妊婦向けの商品もある

マタニティウェアの購入は最小限でと考えていましたが、下着類やタイツは早めに買っておくと快適です。
だんだんと大きくなるお腹にもフィットするデカいパンツはお腹の冷え防止にもなります。
ボトムスは購入しなくてもファスナーを開けてベルトで調整すればなんとかなりますが、タイツは買っておくと手持ちのスカートも履けるので安くすみます。

私は最初、マタニティウェア専門のネットショップで購入したのですが、下着やタイツが結構割高でした。
やはりマタニティウェアは特殊なので高くなるのかなあと思っていましたが、妊娠中期も後半になって、ベビー用品でも見ておこうかなあと西松屋のネットショップをのぞいてみたら、なんとマタニティ用品もそろっている!当然安い!
買い足しの下着は西松屋で購入しました。
限られた期間しか使えないので、なるべく安く済ませたいものなのでオススメです。

以下は私が西松屋で購入したものです。

★お買得価格:~12/30まで★ [OC]オーガニックコットン花柄ハーフ...

オーガニックコットン花柄ハーフトップ
価格:899円(税込、送料別)

マタニティ60デニールナイロンタイツ...

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価格:599円(税込、送料別)

もう少ししたら産褥ショーツも西松屋で買おうかと思っています。

妊娠したら目が悪くなる

私の場合、少し特殊というかズポラなだけですが、普段からかなり度の低いメガネだけで生活していました。
ずっとPCとにらめっこの仕事のため、目が疲れないようにPCが見えるギリギリの度数にまで落としたメガネをかけているのですが、職場以外の普段の生活でもこのメガネで済ませてしまってます。だいたい0.3〜0.4くらいです。
普通はPC用メガネと普段の生活用と別々にメガネを用意するものでしょうが、、、。

私の生傷や火傷が絶えないのも、あまり見えていないからではないか?ということに最近気付いてきました(遅すぎ)
はっきり言って、PC用メガネを普段も使うのはオススメしません(当たり前)

そんな風に普段からあまり見えていない日常を送っているのですが、妊娠してしばらくしてなんとなく目がかすむような気がしていました。
健康診断で視力測定したところ、なんとメガネをかけた視力が0.1まで落ちてました。

「妊娠・授乳期間は視力が落ちることがあり、メガネを新しく作るのは控えましょう」という注意を後から知ったのですが、このロクにものが見えていない状態で育児に突入するのが恐ろしいです。
今さら仕方がないので、赤ちゃんに壊されてもいいような安いメガネを作っておこうかなあと思います。

 

妊活中の方、不妊治療中の方、ベビ待ちの方も、今の内から知っておくと少し楽になると思います(^-^)
お役に立てたらうれしいです。