大賞受賞の「おしゃぶりセンサ」から育児の未来を思う
おしゃぶりの吸い方をパターン分析して、赤ちゃんの気持ちを解析する「おしゃぶりセンサ」なるものがGUGEN2014で大賞を受賞したそうです。
「お子様は寝ました」「そろそろ泣く」「そろそろおなかがすく」
などのメッセージがスマホの画面に表示されます。
赤ちゃんの行動を記録して、そのビッグデータからさらに解析を進めるというコンセプト。赤ちゃん学はまだまだ未知数で発展途上のようなので、こういうもので被験者を増やせると、実験は加速度的に進むのかもしれません。
赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫)
- 作者: 産経新聞「新赤ちゃん学」取材班
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 148回
このセンサーも使ってみたい気もするけど、自分の子どものデータがどう使われるのかとか、電磁波の影響を考えるとちょっと怖いような気もします。
究極の個人情報ですからね。ウェアラブルコンピューターにはつきものの課題でしょう。
子どもだからって何してもいいのか?勝手にデータ取ってもいいのか?と警戒する気持ちもありますが、科学の進歩や便利さとのトレードオフとも言えるし、ちょっとこれからも動向を見守っていきたいなあと思います。
赤ちゃんのウェアラブルデバイスは熱いみたいで、色々開発されているようです。
乳幼児用ウェアラブルデバイスのOwlet、185万ドル調達 | HealthTechNews
なんだかカイジのEカードを思い出してしまいました。(漫画です。。)
乳児をトラブルから救う先進的ベビーモニター「Mimo Baby Monito」 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
乳幼児突然死症候群(SIDS)は怖いので、これはいいなあと思います。
【CEATEC 2014 Vol.36】将来は電子母子手帳も!赤ちゃんのライフログツール、ムラタが提案 | RBB TODAY
便利ツールが盛りだくさんといった感じですね。
個人的には、誤飲を防ぐツールや、落下・衝突・やけどなどの事故を防ぐツールが出てきてほしいです。
それと、結構簡単にできそうなのは、汗の状態かな?あせも予防とか。
おしっこやうんちする前に知らせてくれるとか。
それにしても、便利になればなるほど赤ちゃんの気持ちを受け止める直感が退化しそう。こういうものが普及した後で、ちょっとスピリチュアル入った原始回帰の動きも出そうです。