出産は恐怖？

つわりの時期は美容院に行く元気も気力もなく、白髪が目につくようになってしまいました。気持ち悪くて泥のようになってる毎日でも、髪の毛を一刻も早く染めたい！とやきもきしてました。

若いお母さんにはあんまりない悩みかもしれないですね。

私は30歳前からちらほらと白髪が出だして、三十路になると一気に増えて愕然としました。
40歳前後でも白髪がまったくない方もいらっしゃいますよね。
夫は30代半ばにもなるのに白髪無しで、まったく羨ましい限りです。

妊娠前は、3ヶ月に一度、美容院にカラーリングに行ってたので、つわりがマシになってきた頃に早速美容院に行きました。
妊婦がカラーやパーマしていいのか、薬剤による影響も考えてしまいますが、、
ストレスになるよりはいいかと思ってカラーはやることにしてます。

美容院でブローしていただいてる時に、「3月が予定日なんですっ」と話してたら、助手の方に

「こわいですね 」と返されました。

私にとっては想定外の返しだったので、「えっ…」という表情をしながら返事に窮してしまいました。
助手の方は慌てて「いえ、それより楽しみのほうが大きいですよね！」とフォロー。
気をつかわせてしまってすみません…。
別に気を悪くしたわけではありませんので…。

その助手の方は20代半ばくらいの女性の方でしたが、「出産＝怖い」って思ってる女性ってそこそこいるんでしょうか。
私は出産はかなり痛いんだろうなあとは思ってましたが、昔から多くの女性がやってきたことだし、私の母も祖母もやってるし、母からは「便秘のひどいのみたいな感じ」と深刻みに欠ける形容を聞いていたので、「怖い」と思ったことはありませんでした。

ただ、「鼻からスイカを入れられるくらい痛い」とか「男性が出産の痛みを経験したら死ぬ」みたいな表現が巷にあふれているので「怖い」と思ってしまうのでしょうか。（例に出した表現は古いですか…？）
あんまり出産に対してネガティブなイメージを定着させないほうがいいんじゃないかと思いますが、なにぶん私も未経験なもので、説得力のある出産イメージは語れません。
また出産後にお話することができたらなあと思ってます。

私の場合は、出産前の今ではむしろ「快楽出産」のキーワードに注目してしまってます。
陣痛や出産時の痛みが無いというわけではないのですが、その痛みを乗り越えた辺りで、脳内からエンドルフィンというモルヒネ同様の作用をもたらす物質が放出されることがあるらしいのです。
ランナーズハイみたいなものでしょうか。

脳内麻薬と言われるものには、「セロトニン」「ドーパミン」そして「エンドルフィン」などがありますが、おおまかにはセロトニンはリラックス、ドーパミンはやる気、エンドルフィンは恍惚となる作用があります。
エンドルフィンが分泌されると、極まると歓喜のような状態になるほどだということなので、もうぜひ出産中に経験してみたいものです。